ずっと行きたいと思っていた屋久島へ、一人旅で行ってきました。
11/21鹿児島経由~高速船にて屋久島
11/22縄文杉登山
11/23白谷雲水~フェリーで鹿児島へ
荒川登山口600m→山頂1300m(縄文杉)
標高差:700m
人数:ガイド含め8名
行程:11時間
歩行距離:22km
天候:上り(晴れ)→山頂(霧)→下山(曇り)→下山前20分(雨)
朝3時に起きて支度を済ませ、4:10にピックアップしてもらう。
屋久杉自然館前から登山バス(片道870円)に乗ります。
5時過ぎに最初のバスが来たのですが、満員で乗れず。二台目に乗りこと40分。荒川登山口で、お手洗いを済ませ、朝ご飯を食べる。
民宿で用意してもらったお弁当です。
朝早くから、胃が受け付けるはずもなく、オニギリをやっと半分食べあとはちょこちょこ食べることにします。
まだ真っ暗です。6:00
この日一緒に過ごすパーティとみんなで自己紹介タイムです。一緒に行くメンバーはみんなで7名です。
いざ出発です。
まだまだ暗いのでヘッドランプを着けていきましょう。
花崗岩の岩肌が見えてきます。
屋久島は(私の大好きな)花崗岩の山だそうです。
木の切り株についてガイドしてもらう。
花崗岩は栄養がほとんどなく、1年に成長するのもかなり遅い。だから年輪の幅が狭いんだそうです。
よく育つから寿命が長いのではなかったのには驚きでした。
前半の2時間半程はトロッコ道を歩くのです。
今でも現役のトロッコ道は、切り出した杉の運搬などに使われているそうです。
枕木のスペースは等間隔ではないのでつまずかないように注意が必要です。
結構歩きにくかったです。こんな怖い橋もいくつかありました。
よそ見をしたら落ちると思います。
日が上ってきました。
なんと素晴らしい朝日に出逢いました!!
太陽の光が当たってトロッコ道が爽やかすぎます!
マムシグサ。
色が南国風で鮮やかだし、結構気に入ってしまった!
緑から赤色に変わっていくようで、食べることも出来るらしい。でも熟していない物だと舌がぴりぴりするため注意だとか。
苔。
屋久島には600種類を超える種類の苔が生えているそうです。
トロッコの分かれ道。
小杉谷橋入り口。
ここで綺麗に色付いている紅葉の落ち葉に遭遇。
綺麗な黄色の紅葉。
大山祈神。
本日の登山が無事に出来ますようお参りです。
まさかの晴れ!!
今回も天候に恵まれすぎてて有り難すぎます!
小杉谷橋からの風景。
小杉谷小、中学校跡地に到着。
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1923年に集落として誕生したそう。
児童たちと、家族も住んでいたとされ、540人程が住んでいたこともあったそうです。
1970年に廃村となったそうです。
小杉谷休憩所で10分程度の休憩をとります。
ここで朝食べられなかったお弁当を一人もくもくと食します。
おおお!
シカが突然現われました!!
ヤクジカは、多くて18000頭の生息するようです。
雄は今は発情期でよくメスを追いかけているそうです。
なかなか角のはえた雄は見ませんでした。
白谷雲水峡との分岐です。
体力のある人は白谷雲水峡から歩いてくるそうですが、かなりレベルが高そうです。
そして三代杉。
1000年以上前に倒れた杉の上に杉の切り株から成長した二代杉、それが伐採されたあとにも三代目の杉が成長したことで三代もの世代交代が行われた杉。
しっかり根をはって力強く立っています。
大株歩道。
様々な苔や、シダ類などの植物が共存してさらに色濃くしてくれているそうです。
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扇杉。
残念ながら2010年の9月に倒木してしまったとのことです。
台風の被害など直に受けてしまう屋久島。倒木した杉は多かったです。
10:25
ウィルソン株。
株の中に入ると、畳10畳分のスペースになっています。有名なハートが見える位置でハートを撮影。
この上に光を浴びた天に届きそうな杉の頭が見えるのがとても美しかった。
ここでお昼ご飯を食べます。
これも民宿で用意してもらったお弁当です。
650円でした。
二段になっていて、かなり量が多い!
だって「登山弁当」って書いてある〜!!
しかしこれをぺろりと食べてしまった自分が恐ろしい^^;
手を繋いでいるように見える「夫婦杉」
この杉は合体木といって、右側の夫杉の枝が折れて、もう一つの杉の割れ目にすっぽりはまってしまったということで夫婦杉と名付けられたよう。
この日は偶然にも11/22、いい夫婦の日でした。
水場もあって途中で補給することができます。
屋久島の水は、超軟水。
私は水をしっかり背負ってきてしまってたので飲みませんでしたが。
11:30大王杉。
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綺麗に撮れた苔。
縄文杉に到着!
霧がかってしまっていますが、迫力と生命力には圧倒。
推定樹齢は2170年とのこと。
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若干ですが霧が晴れて先ほどよりもくっきり見えるようになりました。
それでは下山しましょう。
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帰り途中に見つけた〜!
日によって表情が違うそう。
シシガミ様のモデルとなった木。
最後の20分弱で本格的な雨に降られましたが、トロッコ道終盤であり折り畳み傘で対応しました。
最後はもう暗くなっていました。
17時に下山。
寄付金500円を払って、登山バスとガイド用の車で下山。宿に戻ったのが18時。
先にお風呂に入らせてもらって、そのあと夕食。
この日は連休の中日ともあって宿泊客がとても多かったです。
夕食は前日に無理をいってリクエストをしたトビウオのからあげ。
ゆでぶか(さめの子供)とホッキ貝の酢みそ和え
めばちお刺身に、鶏肉のあんかけ
民宿の食事とは思えないです。
めちゃめちゃ豪華でした!
そして本日のお部屋はこちら。
今度は洋室でした。お部屋が変わることになったからということで、ビールをいっぱいサービスしてくださいました。
ありがとうございます!いただきます!
その後すぐに睡魔が襲ってきて翌日の準備もろくにしないまま寝付いてしまいました。