この記事は、ファスティングを実践していたころの記録です。
今は考えをアップデートしたことで、ファスティングを推奨していませんし、人それぞれ体質によって危険な場合があります。
一個人の記録としてご覧くださいませ。
人生初、3日間ファスティングを行いましたが、正直な感想などを書いていきたいと思います。
- なぜファスティングをしたのか?
- ファスティングをしてみて大変だったこと
- ファスティング中はどうだったか?
- ファスティング終了後は?
- ファスティングをしてみて得られたもの
- 終わってから思ったこと
- まとめ
なぜファスティングをしたのか?
まずは、ファスティングの効果についてですが、
・体重減少
・脂肪の燃焼
・消化力の促進
・血圧の低下
・血糖値の改善
・心臓、循環器の促進
・性的機能の若返り
・味覚、嗅覚が鋭くなる
・活性酵素の量が減る
といって素晴らしい効果があります。
その中でも
・胃腸や肝臓などの内臓を休ませてあげること
・脂肪を燃焼させ、減らすこと
・血液の状態を改善させること
これが私がファスティングをしたいと思う決め手でした。
ファスティングをしてみて大変だったこと
ファスティングをするのにいきなり始めるのではなくて、
準備運動をするように、段階を踏んで5日間の準備食というのがありました。
ここで和食中心の体にやさしい食事に変えていくのですが、ここで量を調整するのが難しかったのです。
内臓が食事をすることが当たり前で、腹八分目が分からなかったのがあり、なかなか通常の半分量で抑えることが難しかったです。
ファスティング中はどうだったか?
一日目の空腹感が半端なかったです。
二日目になると、空腹は空腹なんだけど、お腹がグーグーとなるような空腹感はなく、ずーっと胃が穏やかな感じ。
三日目になるとさらに空腹はなく、食べないことがスタンダードのような感覚でした。
酵素ドリンクは甘くて血糖が上がる感覚がありました。
飲むことは辛くないけど、ボーンブロスのような方が本当はよいかもと途中で思いました。
ファスティング終了後は?
3日間のファスティングを終えると、回復食といって、消化のよいお粥から食べ始めます。
スッキリ大根&梅流しといって、胃腸を綺麗にしてくれるデトックス効果があるといわれています。
ファスティングをしてみて得られたもの
まずは、自信がついた!
いままで、ファスティングをする人って、神的な存在だと思っていました。
3日も食べないなんて信じられない!無理無理〜!と思っていたのですが、実際私がやることになるとは・・・
しかも無事にやりきったというのは、信じられないくらい。
これは自信になりました。
これができればどんな食事法でもできると思いました。
毎日食べすぎていたことを実感した
自分がどれほど毎日食に依存しているか、あれが食べたいこれが食べたいと、それが健康的な食べ物であったとしても、食べ物のことばかりを考えていたかがわかりました。
そして、ファスティング中、みんなが食事の時間に自分は食べないことで、客観的にみてみんな食べすぎだなーと感じたのです。
職場で人がお昼を食べているのを眺めていると、コンビニ弁当、カップラーメン・・
一回一回の食事の乱雑さ。これを食べるくらいなら食べなきゃいいのに。
と、心の中で批判をしてしまいました。
食べられることに感謝しなきゃなー、そしてこの気持ちを忘れないようにしようと思ったのでした。
胃の中に常に食べ物があったことに慣れきっていた。
常に私は、胃の中に食べ物があり、お腹が張っていたんだなと実感しました。
本当は人は、空腹であることがスタンダードなのですが、そのスタンダードがずれてしまっていたなと感じました。
一度リセットして、この「空腹」というセットポイントを直したいと思いました。
空腹の時間をつくる大切さを学びました。
体重が減少した
3日間で2Kgはすぐに落ちました。
体が軽くなるって本当嬉しいです。
余計なものをため込まないようにしようという意識が芽生えました。
集中力が増して穏やかでいられる
一日三度の食事をするとどうしても血糖値の乱高下が起きたりで、日中眠くなったり、体がだるくなったりしがちです。でもファスティング中は、体が食事に依存しない状態。
血糖値の乱高下は、酵素ドリンクで多少あるけど、基本食事による影響はありません。
なので、体の調子が整って、集中力が増しました。そして、気分的にも穏やかでいられる時間が多かったです。
それに「食べない」ということが決まっているので、「あとちょっとでお昼の時間」とか、余計な考える時間がなくなり、集中力が増しました。
ケトン体が出ているなーというような感じで、脳もスッキリしたような状態でした。
終わってから思ったこと
食に対する感謝のきもち
ファスティングが終わったあとも食事は、とにかく食に対してありがたみが自然と感じられます。
食事ができることに感謝することができます。
そして、内臓を休め、デトックスされた体にはいいものを入れてあげたいと思うようになりました。
胃が小さくなって少しの食事で満足できるようになった
私は、少食になりたかったのだけど、普段の食生活から食事を減量するというのができなかったのです。
なので中途半端に食べる量を減らすよりは、断食のようにいったん食べることをストップするということが必要だったのだと思います。これは本当にやって良かったと思います。
食事をつくるのが楽しくなった
回復食からケトン食に以降するとき、とことん食と向き合うことになります。
3日食事をしていなく、内臓が休めたので、いいものを入れてあげようと自然と思えるのです。
自分だけでなく、家族の口に何を入れないか、いい食材を見極めてどう調理するかを今まで以上に考えるようになりました。
ケトン回路で体が変わっていくことを実感できた
血液データでしっかりケトン回路が回っていることが確認できたのは、かなり気持ち的に嬉しいことでした。
ファスティングもケトン食を続けることでしばらく、ケトン体を出せているので、効果が持続できていることが嬉しい。
睡眠の質が向上したり、毎日脂肪燃焼中だし、ハイブリッドな体になっている実感があるのです。
いざというときは、脂肪燃焼モードに切り替えられ、災害時などの飢餓状態でもうまくケトン体回路を使える体でありたいと思います。
まとめ
しっかりと準備段階を踏んで、正しい指導のもと行えば意外とつらくないし、意外な気付きや体の調子がよくなり、効果が劇的にわかるという貴重な体験でした。
体のリセット期間として、食の見直しという意味では貴重な経験かと思いました。