子どもの英語教育が年々早期から始める家庭が多くなっているように感じています。
我が家でも、英語を早いうちから習わせた方がよいのではないか?とか、焦って英語教室に少し通わせた時期もありました。
まだまだ未就学の娘の吸収力は素晴らしく、何を教えてもすぐに覚えることに圧倒されて、ついつい色々と教えたい気持ちが先行してしまっています。
我が家の娘の英語学習はこれ
英語は、こどもチャレンジEnglishと、ネイティブキャンプを続けています。
お風呂に英語ポスターを貼ったり、簡単な言葉やあいさつを英語でいうようにしたり、そこそこ工夫することで日常に英語を交えたりすることを意識しています。
でもこの英語教育は本当に子どものためになっているのか?
親の自己満足だけで終わっていないか?
を考え直す機会となったのが今回読んだ「子どもの英語力は家で伸ばす」という本でした。
子どもの英語学習で大事なこと
この本の著者は、スタディサプリの講師である関正生先生です。
「理屈を考え納得しながら視野を広げる勉強法」をモットーにされています。
関先生は、早期教育はデメリットの方が大きいと仰っています。
子どもの頃に暗記をさせられたりすると基礎を築けなかったり、嫌な思い出として残りやすいということです。
一番大事なのは、英語を嫌いにさせないこと
確かに私たちは、子どもの頃強制されると反発したくなったりしたのではないでしょうか。
「勉強しろ」といわれるほど、勉強はしなくなるでしょうし、そう強制されないで自主的に勉強ができる子ほど伸びるのは明らかです。
英語やその他の早期教育もいっしょで自分の意思と違うことをやらされると嫌いになるのは明らかではないでしょうか。
関先生は英語の本質を伝えることが大事といいます。
英語そのものの魅力に気づかせて、どう活用するかということに焦点をあてるんだそうです。
特別なことはしなくてもよく、英語の興味を引き出すことが大事でただ覚えればいいだけの英語は意味がないことがわかります。
ハングリー精神が英語力を伸ばす
これは、英語に限らずだと思うのですが、「もっと知りたい!」と思えるような渇望感
が勉強の本質だと思っています。
新しいものを受け入れる素直さがあれば必ず伸びるというようなことを仰っています。
この本では、 英語力を身に着けるための50のコツということで、中1〜中3までの学習内容のよくある質問がまとめられています。
へ〜なるほどな〜というような内容が載っていて勉強になりましたよ。
中学生くらいになると自分で辞書を引く癖をつけて意味を調べる、
日本と英語圏での文化の違いを楽しみながら学ぶなどという勉強ができるとさらに伸びていくようです。
日本語との違いを意識することで、単純に日本語が強化されます。
それによって思考力も強化されます。なぜなら、ものを考える作業は、母語が土台となるからです。「思考が強化される」というのは、要するに「頭が良くなる」ということです。
なにより、英語を学習することで地頭が鍛えられるのには納得です。
まとめ
我が家の英語教育は、自分なりに試行錯誤していますが、本人に強制させるようなやり方では英語を嫌な思い出として植えつけてしまいかねないなと反省しました。
本人が興味を持った時にいっしょにやるくらいでちょうど良いかなと思います。
でもうちの娘は割と英語は好きみたいで「これって英語でなんていうの〜?」なんていってくるので、いっしょに楽しく学んだり、日本と英語では違うことなどを少しずつ教えていけたらいいかなと思っています。
英語の学習が本格的に始まったらまた読み返すべき本だと思いました。