NACHU-LOG〜地球ゲームを楽しもう〜

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共働きに罪悪感を感じた時

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私は一児の子育てをしつつ、看護師としてパート勤務をしています。

育休をとり、そのあとの激務からライフワークバランスを考えるようになり、自分の最適な働き方を考えて、自分と家族に合った働き方がようやく見つかったというような感じであります。

子どもを保育園に預けて働くということは、このご時世では、割とスタンダードになりつつあります

・・・が、

実際、結構大変ですよね。

これが父親の協力が得られない状況だったりすると、母親の負担が大きく、メンタル不調や、体を壊してしまうお母さんも多いと思います。

そんないろんな葛藤とともに頑張っている世の中のワーキングマザーの悩みのひとつを私も経験したので、今回は保育園に預ける子どもの健康という視点で記事を書いていこうと思います。

あくまでも我が家の話ではありますが、参考になるものがあればいいなと思って書いていきたいと思います。

 

 

共働きで保育園に預けることで子どもに健康の悪影響はあるの?

うちの娘は、1歳になりたてで保育園に預け始めました。
はじめての保育園。
そりゃ〜不安でした。

まだ体も小さく、離乳食もろくに食べてくれない、授乳も卒業していない・・・
本当はもっと育休をとっていっしょにいたかった。

そんな思いの中、希望の保育園に入れることが決まって、いざワーキングマザーをデビューしたのでした。

うちの子は人見知りも強く、ひといちばいワンワン泣いて、泣き叫ぶ我が子を後にいそいそと出勤するのは、後ろ髪をひかれる思いでした。

最初のうちはちょっとしたことで熱が出たり、お腹の調子が悪くなったりしました。
それに食事も食べなくなってしまったり、歩くそぶりをみせていた矢先だったのにそれもなかなかしなくなってしまったりしたので、環境によって悪い影響が出ているのかな?と心配になりました。

こういうちょっとした変化にも親としては敏感ですよね。
おそらく、こういうちょっとしたことが「保育園に預けることに罪悪感を持つ」ことにつながるんだと思います。

 

保育園に預けて健康面でメリットはある?

数ヶ月もすると、環境にも慣れてきたこともあり、メリットもみえてきました。

健康面のメリットその1 生活リズムが整えられる

保育園に通うということは、小さいながらにも生活スタイルができるということです。

それまで家で過ごしていたときも、生活リズムは意識はしていましたが、なんとなく朝7時になったら起こして、

眠い日や前日遅くなってしまった時には、もう少し寝かせてあげようかななんてグダグダしたり、ご飯の時間も親の都合だったり、お昼寝も寝かしつけに失敗したりするので、バラバラでした。

ですが、保育園は、集団生活です。1才児からいっちょまえに一日のスケジュールが組まれています。

毎日決まった時間に起きて(起こされて)、ご飯を食べて、通園して、
保育園でも、お散歩の時間、お昼寝の時間、お昼ご飯の時間、おやつの時間というのがきっちり決まっていて、生活リズムはかなり整っています。

お迎えの時間もほぼいっしょですので、夜のルーティンもできていました。

これがあまりにもハードになると、帰って疲れてしまうのですが、規則正しい生活という面では、メリットだと思います。

健康面のメリットその2 体力がつき自信になる

うちの子どもが通う保育園では、特に体を動かして体力をつけることを大事にされているので、これは大きかったです。

とにかくよく活動させてくれていて、朝一番から雑巾掛け、運動、長距離の散歩などをしてくれていて、雨の日でも室内で体をいっぱい動かす遊びを毎日のようにしてくれています。

(保育士さんたちには、頭があがりません。)

おかげさまで、3歳で山をかけまわれるような体力がついたのと、足腰が鍛えられているのを実感しています。

健康面のメリットその3 バランスのとれた給食が用意されている

毎日、栄養士さんが考えてくれた、栄養バランスの取れた献立の給食を提供してくれます。

これ、私にはすごく助けられました。

保育園に入園する前から、離乳食を食べてくれないことには悩んでいたのですが、保育園では食べてくれる。

それだけで、安心しました。自分の作った食事に自信が持てなかったこともあり、保育園にいるあいだの一食だけでも質の良い食事を食べてくれるというのは、私にとってもとても安心材料になりました。

お昼から魚料理なんて作れないし、どうせつくっても食べてくれないし・・・(笑)

みんなと一緒に食べるからか、「本当によく食べますよね〜」なんて保育士さんから褒められたりするので、ありがたいと思ってしまいます。

 

健康面のメリットその4 程よい距離感が親子の心の余裕を生む

母と子だけの生活って、孤独ですよね。
ワンオペをしていると、親子で煮詰まってしまいがちです。

ですが、保育園へ通う時間があることで、オンとオフの時間ができて、メリハリがつきました。

離れている時間があるからこそ、いっしょにいる時間を貴重につかえるし、限られた時間の中で、全力で子どもに向き合おうと思えるのです。

結果、それは、子育ての息抜きにもなるし、母親の余裕に結びついていると思います。

保育園に預けて健康面でのデメリットは?

健康面への影響その1 疲れやすい

良くも悪くも、保育園に通うことで、毎日決まった生活リズムで過ごすようになります。

けれど、家庭保育と比べると、保育園へ通園するための時間との勝負になることも多いです。

朝起きるもの早く、十分な睡眠が取れないことも多々あります。
慌ただしく朝ごはんを食べさせ、本当はもっとゆっくり時間をかけていろいろ食べさせたいのになと思っています。

いいたくないけれど、「早くして!」と急かしてしまうことも毎日のよう・・・

時間に追われる生活と、家庭から離れて過ごすことは、疲れやすい環境だといえます。

お迎えにいって、疲れがドッとでたのか機嫌が悪く、ぐずぐずしていたり、
帰り道の自転車の中で、こっくり居眠りをしてしまうこともありました。

健康面への影響その2 食生活が乱れがち

もともと私は料理に自信がなく、この頃は、特に、栄養バランスなどを考えることも得意ではありませんでした。

仕事が終わって、もうダッシュでお迎えにいき、帰ってきたら、お腹をすかせてグズる子どもをなんとかなだめながら、一刻もなにかを食べさせなければならない・・・


そのミッションが結構ストレスでした。

必然的にそれは、レトルトやお惣菜など簡単に済ませられるものばかりに頼っていました。

食べムラもあったので、どうせ食べてくれないならいいやと投げやりになることも多々ありました・。

食事管理にちゃんと気が回っていればよかったのですが、そのせいで、自分の体調も悪くて(ひどい貧血でした)、子どもの栄養管理には悪影響だったと思います。

 

健康面への影響その3 体調を崩しやすい

特に小さい頃は、免疫力が十分ではなかったりで、なにかあると体調に出やすい時期ですね。

ちょっとしたことで、熱が出たり、風邪をこじらせたりで、しょっちゅう仕事に電話がかかってきていました。

でもこの頃、いろいろ病気を経験した子は、自然と免疫はついて、小学校に上がるころには、強い体になっている子が多いように感じます。

健康面への影響その4 精神的なストレス

ある程度子どもと離れる時間をつくることは、子育ての余裕をもたせることにつながるというメリットがあるといいました。

ですが、ピリピリとした仕事の忙しさから育児モードに切り替え、さらにハードになると思います。

私も、お迎え〜寝かしつけまでのも仕事と匹敵するくらいハードだと感じています。

本当にこれはほとんどの働くママが経験していると思うのですが、家事・育児・仕事を掛け持ちするのはかなり過酷なこと。

ましてや父親の協力が得られないワンオペ育児ママは、もう休まる暇がありませんよね。

母親に余裕がなくなることが1番の悪影響かなと思います。

仕事で疲れているのに、子どものちょっとした行動でイライラしたり、話を十分に聞いてあげられなかったり・・・
あとで後悔・・・なんて日常茶飯事です。

母親の機嫌が悪いということは、子どもにとって最大のストレスだと思います。

これらの悪影響を良い方向に変えるために私がしていること

私が大事にしていることは、

・生活リズムを正す

・食生活を正す

です。

それぞれ解説していきます。

生活リズムをできるだけ正す

平日私がパートに出かける時は、朝はまだまだ眠い中、7時には起こして、慌ただしく食事を始めるので、その分夜は、寝不足にならないように早く寝かせることに徹底しています。

そのためになるべく早くお迎えにいき、18時には食事をして早い時には19時にはお風呂も済ませていることも多いです。

20時には、消灯したいところですが、絵本を読んだり、すると

お昼寝が1時間ほどあるので、睡眠時間は合計11時間ほど確保できるような感じです。

休日は昼寝も多めにさせて、体力の回復をさせています。

今週は疲れているなと思ったら、休日はあちこち連れて行かずに無理はさせません。

食生活を正す

親が子どもにできる数少ないこと。

その中でも食事を与えることは生まれたときからしていることですよね。

恥ずかしながら、栄養面はそんなに重要視していなかったんです。
お腹が満たされていれば良いだろうと。そんな程度にしか考えていませんでした。

ですが、自分の栄養状態の悪さや、子どもの低身長などがきっかけで、栄養を見直すようになりました。
このまま好きなものばかりを食べさせてはいけないんだ。

そう思い、そして食生活を見直すうちに、いまの世の中の食事には、安全なものが少ないということでした。

ただなんとなく無添加商品を選んだりしていたけれど、それでも体に添加物は入ってきてしまうということを知りました。

大事にしていることは、

毒になるものをとらない

体に優しいものを選ぶ

これを最低限守って子どもに安全な食事を与えることを意識しています。

忙しいとどうしても簡単に済ませがちです。

でも、簡単なものですまそうとするとどうしてもバランスが偏ってしまうことが分かりました。
これは分子栄養学を勉強しなかったら気づかなかったことです。

体づくりに必要なタンパク質や、重要なミネラルが不足しがちな栄養を、しっかりいれてあげることが大切だと学んだのです。

栄養価のある食事で、かつ時短で継続できる方法で、毎日の食生活で意識していけるように、日々試行錯誤しているところです。

家族でのコミュニケーションを大事にする

一日の半分以上を保育園ですごしているため、家族で過ごす時間が少ないのは事実です。
その限られた時間の中で、いかに質の高い時間を過ごせるかが大事になります。

意識して子どもといる時間はできるだけゆっくりした時間を過ごす。

子どもの話をしっかりきく

家族のコミュニケーションを大事にする

これは子どもだけではなく、夫も含めてです。

働き方を考えることも大事

余裕が持てて、自分がキャパオーバーにならない程度のライフワークバランスを見つけて、ベストな働き方へシフトすることもいい選択だと思います。

どうしても、出産前に描いていた働き方と、現実の違いも出てくると思います。

ですが、考え方をかえると、子育てって一生ものではないですもんね。

バリバリ働きすぎて、自分や家族の健康を害することになったり、子育てに余裕がなくなるくらいなら、今の貴重な育児期間だけでも仕事はセーブすることを考えてもいいと思うのです。

働き方の意識を変えた私は、お金に働いてもらい不労所得を得るという選択をしました。

働く時間は半分にしたので、家族の健康に気を使う余裕が持てるようになったのです。

 

自分と家族の今しかない時間を大事にし