緊急事態宣言が発令されましたね。
外出自粛とはいっても、今まで通りの生活と変わらないと思われます。
私の職場も医療・福祉施設ですので、そのまま機能している状況です。
4歳の娘の保育園も引き続き運営する方針のようです。
さて、状況は低迷していますが、この状況をなんとか楽しく乗り切っていきたいものです。
家にいる時間、家族や、子どもと向き合うよい機会にもなります。
今までは、大型の休日には、旅行にいく絶好のチャンスだと思って、無理やり旅行の計画を立てていたり、帰省したりしていることもありました。
旅行にいかなきゃ!という義務のような焦りのようなものもありました。
そして、子どもをどこかへ連れて行かなきゃと思って、テーマパークや、ショッピングモールにできた遊び場、イベント、大きな公園などその都度人気のスポットを探して「どこかへ行かなきゃ!」的な感覚に襲われていたような気がします。
そこで、この自粛ムードで考え直しました。
「子どもとどこへ行こう」と。考えること自体が行動を制限していたのだと気づきました。
迷うからなかなか行動ができない。思ったように動けないことで歯痒さが残る。
そこで、発想を変えてみました。
子どもは、どんなことが有意義な過ごし方なのだろう?
実はそれほど、遠くへいったり、新しい何かをしなくても、彼らは、新しいものをどんどん吸収しているってこと。
例えば、公園だって、毎日同じ公園にいっていたって、そのときの気候・お友達・花や虫。一回だって同じときはないんですね。
それだけで新鮮。
お弁当をいっしょに作って、いつもの公園へ持って行ってベンチで食べて帰ってくる。それだけで、立派な旅です(笑)
家で過ごす時間だって、例えば、「お料理」をしてみる。
で、数多くの経験ができていたんです。
「野菜を洗ってみる」それだけで、新たな経験です。
知らない食材を見てみたり、触ってみたり、切ってみたり、混ぜてみたり。
いつもはバタバタして、お手伝いはさせないでいたけれど、
時間がたくさんあるときに余裕があるときに時間をかけて食材について教えてみたり、調べてみたりしてもいい。
絵本をひたすら読むだけで、新しい言葉に出会ったり、初めて知るものだってたくさんある
今は、無料の動画だって、立派なものが多いですしね。
教育に特価した番組なんていくらでもあります。
英語の動画なんかは、親の私が勉強になるので、関心します。
子どもにとっては。毎日が旅のようなもの。
お金をかけなくたって、遠くへいかなくたって、
ちょっと子ども目線で物事をみるだけで、新しい経験・新しい発見ができて、成長できるってことを気づかせてくれました。
しばらくは、近場の散歩と、おうち時間を充実させて私も気づかなかった「小さな発見」を楽しんで、「毎日が旅」であることを子どもと一緒に楽しもうと思います。