こんにちは、スパイスカレーにハマり中です。
今回はなんととんでもなくクオリティの高い南インド料理やさんを見つけてしまいました。
横浜から京急線で一駅三崎口方面に行ったところにある戸部駅から徒歩2分程のところにあるスパイスコーナーベンジーさんにお邪魔しました。
ミールスと書かれた看板が出ていました。
ちょうど11時30分から開店で、開店から10分程したくらいに行ったのですが、すでにお客様は3組程入店していました。
週替わりで南インドの「ミールス」と、ネパール料理になっているようで、この日はミールスでした。
スリランカカレーのような副菜もたくさんついているということなので、食べてみたかった。
こちらのメニューから二種がけのカレーにしましたよ。
牡蠣のカレーって???
牡蠣大好物の私は、もう目玉が飛び出るくらい興奮しましたよ。
絶対美味しいにきまってる!
これだけでもいいかなと思ったけど、せっかくだからということで、コリガッシというチキンカレーも頼みました。
単品はこんな感じで頼めるようですね。
アチャールは南インドの漬物ということで、カレーと一緒に付け合わせとしていただくようです。つまり、福神漬けのような存在ですね。
注文してからお先に来ていた皆様にも食事が行き渡ります。
おいしそ〜。
私の前にも来ましたよ。
ステンレスのターリー皿という大皿(お盆になる)にカトリという小皿が乗って、いい感じ。
テンション上がりまくりです。
小皿の右上から順に
カレー1 オイスターコランブ(牡蠣のゴラガとココナッツ)
カレー2 コリガッシ(マンガロールチキン)
カレー3 サンバル
半時計回りに
◎コサンバリ
◎なすとオクラのティーヤル
◎パイナップルカーラン
◎キャベツのポリヤル
◎砂肝と大根のウールガイ
オイスターコランブ(牡蠣のゴラカとココナッツ)
牡蠣のコランブ(カレー)です。
ゴラカというのはスパイスで、タマリンドのように酸味がある果実のようなスパイスで
魚の臭み消しとして使われるそうです。
これがめちゃめちゃ美味いのです。
プリプリの牡蠣の濃厚でクリーミーな味がしみていて、ココナッツの優しい甘味も感じられます。
コリガッシ(マンガロールチキン)
コリはチキン、ガッシはマンガロールで日常的に食べられているカレーのことだそうです。
マンガロールとは南インドの地域の一部のことで、魚介類が豊富な地域のことです。
そこのチキンということですね。
ココナッツオイルとヨーグルトとレモン汁を足して爽やかな味のカレーです。
サンバル
こちらは、野菜カレーということで、メインのスープのような位置づけのようですね。
最初にこちらをライスにかけて食べるようです。
コサンバリ
こちらは、生野菜を使ったサラダです。
人参などで作ることが多いようですが、これはビーツかな?
ムングダル(緑豆)といっしょにココナッツと和えているのかな?食感がくせになりますね。
なすとオクラのティーヤル
焦がしココナッツという意味で、ココナッツをローストしたあとにペーストにする調理法だそうです。
しっかりペーストになったココナッツは、油分が出てきてしっとりします。
フェネグリークやタマリンドといったスパイスを加えて炒めるようです。少し癖があるけど、美味しい。
パイナップルカーラン
スパイスが効いたココナッツヨーグルト煮込みのようなものです。
私はデザートにいただきました。
酸味でパイナップルの甘みが引き立ってデザートに最適でしたよ。
キャベツのポリヤル
野菜をスパイスと、ココナッツファインで炒め煮したもの。
白菜などでもおいしそう。
砂肝と大根のウールガイ
スパイスオイル漬けといったところでしょうか
砂肝と大根って・・・
と思ったけど、これはお酒のつまみになりそうな組み合わせだけど、どうしてカレーにやってきた?と思いきや、会うんですね。
お口直しになるというか、思わぬアクセントなっていて個性的。
ということで、それぞれ味わっていただきましたよ。
とても手が込んでいて、こだわりを感じるメニューでした。
これは正直クオリティが高すぎて圧巻です。
ドリンクもおインドやネパールのビールが用意されているようで、他のおつまみメニューを楽しむのも良さそう。
南インドは宗教柄もあると思いますが、ベジタリアンが多いのもあって、ベジとノンベジのカレーがあるそうですが、基本的に野菜や豆類が多く使われている料理が多いですね。
ベジタリアン寄りの食生活を目指している手前、かなり参考になります。
ここは絶対にリピートですね。
次はダルバートのときにお邪魔したいと思います。
追記 2022年5月
5月 ダルパートの日に
その後いってきました!
こちらがダルバートのメニューです。
ネパールの定食です。
カシ・コ・マス(山羊カレー)
ハンス・コ・マス(鴨カレー)
ダル
じゃがいもとオクラのタルカリ
グンドゥルックアチャール
生野菜
ゴルベラ・コ・アチャール
カーロチャナのタルカリ
サーグ
ムラコ・アチャール
ブレンドライス
カレーはカトリに入って登場。
◎カシ・コ・マス(山羊カレー)
辛みはそんなにない。
◎ハンス・コ・マス(鴨カレー)
にんにくを皮ごと入れて煮込むそうです。
スパイスをたくさんつかって煮込まれたカレーと赤玉ねぎ、パクチーが入ってアクセントになっていました。
程よくスパイシーで、これはものすごく好み。
◎ダル
豆のスープで3種類の豆を使ってつくったそうです。
トゥールダールというのを使ってつくられたそうで、豆スープという感じ。
辛みは全くないです。
◎じゃがいもとオクラのタルカリ
スパイスで味付けして炒めたもの。ちょっと薄味でもう少しパンチが効いていてもよさそうです。
◎グンドゥルックアチャール
アチャールは、香辛料で味付けされた漬物ですね。
ネパールでは、グンドゥルックという青菜を無塩発酵したものを使うそうです。
キャベツや白菜以外の青菜を使うことが多いそうです。
そして、本場はマスタードオイルというオイルを使うのが主流だそうですが、日本人の舌には、あまり合わないため、ごま油で炒めたそうです。
◎生野菜
にんじんときゅうりでした。
◎ゴルベラ・コ・アチャール
ゴルベラコとはネパール語でトマトという意味。
これはすごく美味しかった。
◎カーロチャナのタルカリ
黒ひよこ豆です。
◎サーグ
青菜のスパイス炒め
ほうれん草やからし菜を味付けしたものです。
◎ムラコ・アチャール
大根のつけもの
◎ブレンドライス
今回もライスは150~300gまで選べるように最初に聞いてくださいました。
150gでお願いしました。
お腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。