イングリッシュペイシェント(アメリカ)
第二次世界大戦下の、北アフリカを舞台にした作品。撃墜されたイギリスの飛行機から、全身に火傷を負った男が助け出された。記憶を失っていたために“英国人の患者”と呼ばれることになった彼は、収容された野戦病院で看護婦ハナの介護を受け、少しずつその記憶を回想する。それは人妻との、砂漠での熱狂的な恋の物語だった……。
愛する人の愛と死は戦時中には溢れていたのだなと感じました。
恋愛ものとしてではなく、戦時ものでありかつ国境を越えた人種、差別問題も微妙に入り混じっていて製作者の意図が色々織り混ざっていると感じました。
永遠のゼロを観てすぐ鑑賞したためかこの時代に生きた人たちは国境を越えて皆同じような状況下に置かれていたのだと考えるといたたまれない気持ちになります。
1番印象的なのは、献身的な看護師ハナの英国人患者への愛のある献身的な看護。自分と愛する人への直向きな想い。強かさに心打たれました。
映像も砂漠のシーンや教会のシーンなど綺麗に描かれているのが多かったと思います。
結構奥が深い映画で正直半分程しか読み込めてないので何度か観たいと思いました。
また良質な映画に出逢えました。