スローライフ、シンプルライフに代表されるイギリスに興味があって手に取った本。
イギリスにも昔からお茶をするという習慣があり、家庭にもアフターヌーンティができるスペースをもうけているのが一般的だそう。そこは暖炉が置かれていて、家族が自然と集まるスペースだという。
家族とのつながりは大切にし、孤独と静寂を楽しむことができる。
日本人は孤独を感じるのがイギリスの10倍もいることには驚きだ。国民性なのかもしれないが、群れることが大好きな日本人の集団主義は逆に孤独感を産んでいるんだなと感じた。
人は孤独を恐れない心を持たないといざというときに弱くなる。
また島国でありながら、他民族国家であることも日本と違いがでる。生活習慣の違いなどが産まれることが普通であり、それに対しておおらかだし、伸びやかにものごとを考えることができるのだろう。
イギリスでは男女問わず花束をプレゼントをする習慣があるとは素敵な文化だと思う。確かにイングリッシュガーデンは日本庭園と違って花が多くてきらびやかな印象がある。
生活スタイルや考え方、日本も見習うべきところがたくさんあると思いました。