羽生さんの挑戦的な性格、深町さんのヒマラヤへの思い。
それぞれの山にかけた思いが
非常に心情的に描かれています。
山を好きになって、こういった山岳小説を読むようになったけれど、山を登る人たちの思いはそれぞれ百人十色だ。
そして単独を好む人間であっても、どこかで人とつながっていたかったりするものだが、この本に出てくる羽生さんはそれも微塵も感じない。山の為に命を懸けている姿が伝わってくる。
それであっても、やはり人としての心は存在しており、後輩を山で死なせてしまったことに関しての重いをずっと心に秘めていて、自分の人生に影響を及ぼしている。
自分はどんな思いで山を登るのか?今はまだそんなレベルではないが、考えさせられる本であった。
非常に心情的に描かれています。
山を好きになって、こういった山岳小説を読むようになったけれど、山を登る人たちの思いはそれぞれ百人十色だ。
そして単独を好む人間であっても、どこかで人とつながっていたかったりするものだが、この本に出てくる羽生さんはそれも微塵も感じない。山の為に命を懸けている姿が伝わってくる。
それであっても、やはり人としての心は存在しており、後輩を山で死なせてしまったことに関しての重いをずっと心に秘めていて、自分の人生に影響を及ぼしている。
自分はどんな思いで山を登るのか?今はまだそんなレベルではないが、考えさせられる本であった。